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バルジ領域を破壊する!?新しい脱毛法

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バルジ領域を破壊する!?新しい脱毛法

『バルジ領域』を聞いたことがありますか? 今まで医療脱毛では、毛を作り出す組織である『毛乳頭細胞』や『毛母細胞』を破壊することで脱毛が完了するとされていましたが、今、この『バルジ領域』を破壊すれば脱毛が完了するという新説が浮上しているのです。

毛乳頭細胞を破壊することで脱毛できるという定説

現在リゼクリニックを始めとする医療機関で行われている脱毛法は、毛根のいちばん深い部分で毛の生成する働きをしている毛乳頭などの細胞をレーザーで熱破壊する方法です。

脱毛の仕組み

レーザーは黒いメラニン色素に反応し熱を発する仕組みを持っているため、成長期の毛にしか効果がありません。(毛には成長期・退行期・休止期と生え替わるサイクルがあります)毛の生え代わりの周期に合わせて約5回照射することで、すべての毛にレーザーが当て終わり、脱毛が完了します。

バルジ領域を破壊すれば脱毛は完了する

しかし、今回ご紹介する新しい脱毛は、毛乳頭よりも表皮に近い部分に存在する『バルジ領域』を破壊すれば、毛は生成されないというものです。

バルジ領域

そもそも『バルジ領域』が発見されたのは2000年~2001年のこと。脱毛症治療の研究の一環として発見された幹細胞(細胞を作る働きをする)の一種で、毛の生成に重要な細胞を作り出す働きをする領域です。

バルジ領域から作り出される発毛因子が毛母細胞となり、毛乳頭からの栄養を受け取ることで毛が生成されているのです。

バルジ領域仕組み

そのため、このバルジ領域を破壊することで、毛母細胞が生成されなくなり、毛の生成はストップするというのが脱毛の新説です。

毛周期に関係なく脱毛できるかもしれない

毛の生え代わりの周期

従来の『毛乳頭細胞』などを破壊する脱毛法は、黒い毛を通して毛乳頭を熱破壊していました。成長期の毛が毛乳頭と繋がっているため、黒い毛があれば、毛乳頭の熱破壊が可能だったのです。

しかし、バルジ領域は毛と繋がっていない上に、常に真皮に存在しているもの。つまり、バルジ領域を破壊するのに毛があるか、ないかは関係ないと言われています。

毛の生え変わる周期について、詳しく知りたい方は毛周期こそが、脱毛に長期間通わなければいけない原因だった!?をご覧ください!

理論上は可能だが、今の技術では難しい

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しかし、現在使用されているバルジ領域を狙った脱毛機も、黒いメラニン色素に反応し、熱を加えるという仕組みは変わっていません。そのため、残念ながら毛周期に関係なくバルジ領域を破壊することは、今のところ不可能なのです。

バルジ領域を狙った脱毛機は蓄熱式と呼ばれています。照射部位を何度も撫でるような形で徐々に熱を加え、じんわりバルジ領域を破壊していきます。その仕組みは、黒いメラニン色素に反応する従来の脱毛機と変わっていません。

黒いメラニンを利用せずにバルジ細胞を破壊できる機械が開発されれば、毛の生え代わりの周期に関係なくバルジ領域を破壊することができるため、3ヶ月~5ヶ月に一度と長期スパンを空けることなく1ヶ月に1度の脱毛も可能になるでしょう。1回の脱毛で全てのバルジ領域に照射できるということになります。

しかし、現段階では毛がない状態、または白髪や金髪の方に対しては、熱を加えることができないのです。

ただ、このバルジ領域にアプローチする新しい脱毛法を持つ脱毛器『メディオスターNeXT』は、以前の脱毛法と異なることから、お肌の状態や毛質によっては高い効果を実現することができる場合もあります。
リゼクリニックでも1人1人のお肌の状態を診察した上で、このメディオスターNeXTでの照射も行っております。

▼リゼクリニックオフィシャルサイト
♡バルジ領域にアプローチする脱毛器『メディオスターNeXT』のご紹介

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バルジ領域を破壊する!?新しい脱毛法

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