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肌荒れの原因はアルコールにあり!?美肌とお酒の危ない関係・・・

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肌荒れの原因はアルコールにあり!?美肌とお酒の危ない関係・・・

お酒を飲むと肌が荒れるという話を聞いたことがありませんか?「寝る前にお酒を飲み過ぎて、肌の調子が悪くなった…」という経験がある人もいるでしょう。 そこで今回は、お酒の成分が肌に与える影響と、肌を守るための上手なお酒の飲み方についてお伝えします。

アルコールに含まれる成分が肌に与える影響とは?

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なぜ飲酒をすると、肌に悪影響があるのでしょうか?実は、お酒には肌荒れを引き起こす成分が含まれているからです。
ずばりその成分とは、お酒に含まれるアルコールによるものです。
アルコールを摂取すると血管が膨張し、血液が循環しやすくなります。食事で摂取した栄養素が体中に行き渡るため、肌の調子が良くなるのです。しかし、それは一時的な効果にすぎません。
それでは、お酒を飲んだ後の身体ではどんなことが起こっているのでしょうか?

飲酒の影響1.水分が多く消費される

しばらくすると、体内のアルコールを薄めるために水分が多く消費されます。これによって現れる症状は、肌の急激な乾燥です。毛穴が広がり、埃や皮脂が詰まりやすくなるので、炎症やニキビの原因になります。また飲酒した翌日に肌がかさつくのは、乾燥で角質が硬くなるからです。

飲酒の影響2.肝機能が低下する

肝機能の低下もアルコールによるデメリットの一つです。肝臓にはアルコールを分解する役割がありますが、飲みすぎると負担が大きくなり、正常に働かなくなります。
肝臓は新陳代謝やデトックスに関係する重要な臓器です。正常に働かないと、肌荒れやシミなどが生じやすくなってしまいます。

飲酒の影響3.糖質によるたんぱく質の減少

またお酒には、ビールのように糖質が豊富なものが少なくありません。糖質も美肌を損なう原因になります。コラーゲンが肌にとって大切な成分であることはご存知でしょう。コラーゲンを含む体内のたんぱく質は、糖質と結合することで減少してしまうのです。

寝る直前のアルコールはお肌のコンディションに悪影響?

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アルコールにはリラックス血行促進の効果があるので、寝る前に飲むと寝つきが良くなります。
そのため晩酌寝酒を習慣にしている人もいるでしょう。しかし寝る直前の飲酒は、肌のコンディションを悪くする恐れがあるので、注意しなければなりません。

寝る前の飲酒の影響①:眠りが浅くなる

お酒を飲むと確かに寝つきは良くなりますが、睡眠が深くなるわけではありません。それどころか睡眠を浅くしてしまう可能性があるのです。体内のアルコールは睡眠後しばらくすると、交感神経を刺激し始めます。

睡眠を深くするには、副交感神経を優位にしなければなりません。交感神経が優位になってしまうと、覚醒しやすい状態になります。また、お酒の利尿効果によって、尿意を感じて夜中に目覚めてしまう人もいるでしょう。

寝る前の飲酒の影響②:成長ホルモンの量が減る

このように就寝前に飲酒をすると、眠りが浅くなってしまうのです。そうなると、肌のターンオーバーが正常に行われなくなる悪影響が生じます。熟睡できていないと、ターンオーバーに必要な成長ホルモンの分泌量が減ってしまうからです。

お肌を守るために上手なお酒の飲み方は?

lemonade with mint and on rocks served in a glass with a straw on a wooden table.

お酒が肌に悪いと分かっても、飲酒をやめられない人もいるでしょう。お酒を飲むことが習慣になっていたり、お酒が大好きだと、我慢するのは難しいですよね。そのような場合は、飲み方に気を付けることによって悪影響を緩和できます。

1.飲み過ぎに注意

基本となるのは、飲み過ぎに注意することです。アルコールに対する強さは人によって異なるので、自分の適量を把握しましょう。二日酔いになったり頻繁に尿意を感じたりするほど、大量に飲んではいけません。

2.おつまみはヘルシーなものを

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また飲酒するときは、おつまみにも気を配る必要があります。おつまみとして、揚げ物を食べる人は多いのではないでしょうか。揚げ物は脂質や糖質が豊富に含まれているため、肌トラブルの原因になりやすいと言われています。

おつまみは枝豆野菜類を中心としたものにしましょう。肉類を選ぶ場合は、豚肉レバーなどビタミンBを豊富に含むものがオススメです。

3.水分を多く摂取する

アルコールによる乾燥対策として、水分を多く摂取することも大切です。目安としては、お酒と同量の水を飲むように心がけてください。

4.メイクは必ず落として!

また飲酒後の眠気にも気を付けましょう。お酒を飲んで眠くなり、メイクを落とさずに寝てしまった経験はありませんか。ただでさえアルコールによって乾燥している状態の上、肝機能が弱まることでお肌の調子は揺らいでいるのに、メイクが残ったまま就寝するとダメージは大。

お肌のためにも必ずメイクは落として眠りましょう。

美容と健康のためにも、アルコールはほどほどに♡

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お酒が大好きな人にとっては難しいかもしれませんが、身体を壊すほど大量のアルコールを摂取するのはできるだけ控えましょう。また、飲み会で大量のお酒を飲んでしまった場合には、できるだけ飲んだ分と同等の水分を摂取してお肌の調子を崩さないように心がけてくださいね。

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