ワキ脱毛で”多汗症”になるってウワサ、本当にホント・・・？

暑い日が続く季節、脇の臭いが気になる季節でもあります。脇の臭いのコンプレックスを少しでも解消するため、脇毛の脱毛を考える人もいるのではないでしょうか？ しかし一方で、脱毛後に逆に脇汗が増えたという声も聞くことがあります。もしこれが本当なら、高い費用を投じて行ったワキ脱毛なのに、何だか損した気分になってしまいますよね。今回は、そのワキ脱毛と脱毛後の多汗症状が関係あるのかどうか、真偽を検証します。

脱毛でワキの臭いとはおさらば？

ワキ脱毛と、汗、臭いについて整理しながら見て参りましょう。
まず、脱毛をすれば脇の臭いとおさらばできるのか、という疑問についてです。確かに、脱毛によってワキの臭いを軽減することが期待できます。

Rie Taniguchiさん(@chico__rie)が投稿した写真 – 2016 6月 3 10:49午後 PDT

脇の下は体の中でも、汗が分泌される汗腺が集中している部位です。また、心臓に近いことから汗をかきやすい部位でもあります。 汗を大量にかくと、その水分でインナーや服についた皮脂から雑菌が繁殖します。また、脇毛の存在によって通気性が悪くなり、菌が繁殖することで臭いの原因になります。

ワキ脱毛しても、臭いが消えないことも

たしかに、脱毛によって臭いを改善するケースがほとんどです。しかし、臭いの原因がワキガの場合、脱毛しても臭いは改善されません。 そもそもワキガは「アポクリン腺」という汗腺の量が関係しています。この汗腺は遺伝によって決まりますが、アポクリン腺が多いほど汗の分泌量も多くなります。アポクリン腺から出る汗が分解される際に臭いが発生し、ワキガとなるのです。

 

りいこさん(@riico.7)が投稿した写真 – 2016 6月 14 8:18午後 PDT

永久脱毛では、毛根組織を破壊することはできても汗腺は残るので、ワキガに悩む人はワキガそのものに対する治療が必要になります。ワキガ治療には、手軽にできるボトックス注射から、剪除法という手術もあります。 脇の臭いを解消するために脱毛を考えている人は、その原因を究明することが先決です。 先述の通り、ワキガは遺伝性の強い体質なので、家族にワキガの人がいる場合は自分も疑ったほうがよいでしょう。正確な診断は、皮膚科や美容形成外科ですぐに行ってもらえます。

脱毛でワキ汗は増えるの？

そして一番気になるのが、ワキ脱毛と発汗量の関係性についてです。脱毛をしてから、多汗症になった気がする、と口にする人がいますが、ワキ脱毛によって汗が増えることはありません。

電車で脱毛の広告の隣にワキ汗多汗症治療の広告。ワキ脱毛したらワキ汗がもっと目立つから治療もどうぞ、ということなのだろうか？ — なべ (@nabeco979) 2015年6月7日

なぜそのように感じる人が多いのでしょうか？ それは、今まで脇毛に留まっていた汗が、ワキ脱毛後はそのまま流れ落ちるようになるので、「汗をかいている」ことをストレートに実感するようになるからです。ですからワキ脱毛をしても、かいた汗を放置していれば悪臭の原因になります。 ただしムダ毛がなくなった分、汗が拭き取りやすくなるというメリットはあるでしょう。また、汗を抑制するために制汗剤を活用する方法があります。汗をかきやすい体質の人は、流れ落ちやすいスプレータイプのものではなく、ロールタイプのものがおすすめです。

 

Chihiro Uchidaさん(@lukaziah)が投稿した写真 – 2015 7月 11 6:07午後 PDT

これまでご紹介してきた通り、ワキ脱毛は多汗と関係ありません！臭いで悩む方は、一度専門家に相談をしてみましょう。
また、リゼクリニックでは医師の指導のもと、安心・安全な脱毛を行っております。もちろんワキの照射も行っておりますので、検討している方はせひチェックしてみてください。
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