人に相談できないけど・・・気になる！体臭の悩み

女性のたしなみとして、ファッションに気を遣い、ヘアサロンにも通い詰めているけれど、簡単に解消できない悩みってありますよね。そう、体臭です。そんな女性特有の体臭に関して、原因と対策などをご紹介します。

女性特有の体臭って何で発生するの？

女性の体臭の原因は、ズバリ菌にあります。汗っかきの人は体臭が発生しやすいと誤解されがちですが、実は汗自体は無臭なのです。（サウナに行って汗をかいている人たちに囲まれても臭いませんよね）

皮膚の表面には常在菌という菌が存在します。この細菌は病原菌など悪い菌を防いでくれるのですが、実はこの最近は汗を栄養に繁殖し、老廃物として体臭を発生させるのです。体の部位によって臭いが違うのは、部位ごとに異なる種類の汗をかいており、その種類によって繁殖する細菌も変わるからです。

また、女性特有の悩みとして、デリケートゾーンの臭いが挙げられます。この原因も、細菌にあります。この場合、ナプキンに付着したおりものや、尿、経血などが細菌の栄養となります。尿は付着しないように気を付けることができますが、おりものや経血はそういうわけにもいきません。さらに、おりものはたんぱく質が豊富なので、細菌の格好の栄養となります。また、デリケートゾーンに多数分布しているアポクリン腺という汗腺から、脂肪、アンモニアなど細菌にとって栄養豊富な汗が分泌されます。生理時はナプキンと肌の間が高温多湿状態になるため、細菌の繁殖はさらに活発になってしまうのです。

女性の加齢臭っていつ頃から出てくるの？

女性特有の体臭の悩みとしてさらに挙げられるのが、加齢臭です。加齢臭といえば30代、40代以上の男性だけのものと思われがちですが、実は女性にも加齢臭は存在します。早い場合は、20代から発生する人もいます。

加齢臭の原因は、ノネナールという成分です。これは、9－ヘキサデセン酸という脂肪酸が酸化、分解する際に発生します。この9ｰヘキサデセン酸は40歳頃から増え始めるので、大抵の女性の加齢臭は40代から始まる、と言えます。

若い人には9－ヘキサデセン酸はほとんど含まれませんが、先程書いたように早い人では20代でも加齢臭が発生する人もいます。この場合、食生活や生活習慣が大きな原因となっています。女性の場合、女性ホルモンが正常に分泌されている間は抗酸化作用があり、皮質の酸化を防いでいます。そのため男性と比べると加齢臭の発生は5～10年程遅いのです。しかし、タバコや飲酒、偏食、暴飲暴食などをしていると、女性ホルモンが正常に分泌されなくなり、加齢臭が若いうちからスタートしてしまう可能性があるのです。また、ストレスも女性ホルモンに大きな影響を及ぼすため、気を付けなくてはいけない要素の一つです。

体臭が気になる人はどんな対策をしておけば良い？

先に書いたように、体臭の主な原因は汗を栄養とする細菌のため、こまめに汗を拭く、衣服を清潔に保つ、ということを意識すれば、臭いの対策になります。

しかしデリケートゾーンの悩みは、なかなか解消しづらいもの。ナプキンをこまめに変えて清潔を保つことはもちろんですが、デリケートゾーンの脱毛をするのも一つの手です。汗や経血はデリケートゾーンに生えている陰毛を伝ってナプキンに溜まり、また陰毛が無造作に生えていることによって細菌が繁殖しやすい状態になりがちです。デリケートゾーンを清潔に保つためには、脱毛を行って細菌が繁殖しづらい状態にすることが大切なのです。医療脱毛であれば、医療機関にのみ使用が許された効果の高い「レーザー脱毛」が可能で、エステサロンで行う脱毛よりも高い効果を短期間で実感できます。もちろん、クリニックにはドクターが常駐しておりますので、アンダーヘア―などの非常にデリケートな部位でも安心ですよ！安全で確実な脱毛を選びたいならば、医療脱毛を選ぶのがよいでしょう。

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また、加齢臭対策として生活習慣を見直し、ストレスの度合いを振り返ってメンタルヘルスの向上に努めることも必要です。