ニキビだと思ったら”毛嚢炎”！ 脱毛が原因で起こる毛嚢炎とは？

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、医療レーザー脱毛に限らず、エステ脱毛や家庭用脱毛器による光脱毛など、すべての脱毛にはリスクがあります。 今回はそんな脱毛のリスクの中でも「脱毛後のニキビ」として知られる毛嚢炎について、詳しく解説いたします。

毛嚢炎ってなに？

そもそも、毛嚢炎とは細菌感染症の一種で、毛根細胞の部分に細菌が入り込むことが原因で発生する、白ニキビのような吹き出物のことを言います。

なぜ毛嚢炎が脱毛後にできるのかというと、脱毛のためにレーザーや光などの光線を使用し毛根細胞を破壊する際にお肌のバリア機能まで一緒に破壊してしまい、細菌から自らの肌を守ることができなくなってしまい、細菌が毛穴で炎症を起こしてしまうからです。

毛嚢炎はブドウ球菌と呼ばれる菌が原因で発生することが多く、基本的な症状や治療法はニキビとほぼ変わりありません。

実際の毛嚢炎はこんな感じ！

出典：リゼクリニック・モニターブログ

毛嚢炎は、皮脂が多い顔周辺や、雑菌が多くなりがちな脇・VIOなどの毛が濃く太い部位にできやすいとされています。特に顔は、もともとニキビができやすい部位という事もあり、比較的多くの人が毛嚢炎のトラブルに悩まされている部位でもあります。

えー毛嚢炎こわいよ～

しーちゃん安心して！「毛嚢炎」と聞くと怖く聞こえるかもしれませんが、先ほども説明があった通り、基本的にはニキビと同じ！しっかり対策すれば怖いことはありませんよ♡

今回は「毛嚢炎は脱毛後にできる」とお伝えしておりますが、実はムダ毛の自己処理後にも毛嚢炎のリスクはあります。自己処理後の毛嚢炎のリスクについて知りたい方はこちらをご覧ください。
♡セルフ脱毛したらニキビができた・・・その正体は毛包炎かも？
※毛嚢炎と毛包炎は同じ意味です。

どうすれば毛嚢炎を防げるの？

毛嚢炎はどなたにも発生する可能性があるリスクです。

というのも、上にお伝えした通り脱毛は光線を毛根に当て、熱により毛根細胞を破壊することによって効果を得る施術です。その際に発生する熱がお肌のバリア機能を弱めてしまうことによって起こる毛嚢炎は、この脱毛方法の都合上誰にでも起こりうるのです。

1番の予防法は小まめな洗顔・保湿と、お肌に触れるものを清潔に保つことです。また、お肌が敏感になっている照射当日～数日は極力手で触れたり、タオルで強くこすったりなど余計な刺激を与えないことが大切です。

照射当日のアルコール摂取や、過度な運動を行わないことも、予防策の1つです。

医療クリニックで脱毛を行っている方は、軟膏や内服薬の処方がある場合もあるので、相談の上指示通りに正しく使用することで、毛嚢炎のリスクをグッと下げることができますよ♡

では、毛嚢炎ができてしまったら・・・？

毛嚢炎ができてしまった際も、1番の対処法は予防と同じくお肌を清潔に保つことです。

できれば医師に診察してもらうのが1番安心ですが、自分でもできる対処法として1番有効なのが小まめに洗顔をして保湿を行うことです。お肌を清潔に保つことで、お肌のバリア機能への負担を最小限にし、回復力を高めることができます。

また、入浴・洗顔後のタオルや寝具、マスク等の普段から使用しているものも清潔にし、細菌をお肌に近づけないように心がけましょう。

医療脱毛クリニックの場合、医師が在籍しておりますので毛嚢炎が起きやすいという事を申告しておけば、万が一毛嚢炎が発生してしまった際の軟膏を処方してもらうこともできますので、相談してみるのもいいかもしれません。

リゼクリニックでも、毛嚢炎が起きてしまった際や、起きやすい方には軟膏を処方していますよ♪

毛嚢炎以外のリスクも要チェック！

冒頭でも触れたように、医療レーザー脱毛やエステ脱毛など、施設で行う脱毛には毛嚢炎以外にも様々なリスクがあります。

中にはリスクについての説明を一切行わず、ひたすら安全な治療であるとカウンセリングを行っている施設もあるようですが、そのようなことはありません！

もちろんきちんとした処置を行えば、いずれのリスクも過度に心配をする必要はありませんが、自らが施術を受ける前に存在するリスクをきちんと知っておくことで、ずっと安心して脱毛をすることができます。

Kenasiiiでも脱毛のリスクについての記事を書いておりますので、ぜひご覧ください！
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